Android標準のChromeやその他のアプリからありとあらゆる広告を消し去る魔法のアプリ「Adguard」

  1. 公開日:2017/05/11
  2. 更新日:
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先日、Android標準のChromeやその他のアプリからありとあらゆる広告を消し去る魔法のアプリ「FilterProxy」 – OTTAN.XYZの記事で、AndroidのChromeブラウザやその他のアプリから広告を消し去る「FilterProxy」と呼ばれるGoogle Playから配布されているアプリをご紹介しました。本アプリも十分に実用的なのですが、

  • 2015年11月以来、更新が停滞している
  • HTTPSにより暗号化されている通信に対する広告は除外できない
  • フィルタリストのインポート、エクスポートに対応していない
  • Wi-Fi、LTEの通信に対応するためには、デバイスがプロキシ設定に対応している必要がある

と、導入する上で若干の障壁がありました。最後の障壁がクリアできれば、日常的に使用するには全く問題はありませんが、アップデートが停滞していることを考えると、今後のサポートに不安が残ります(とはいえ、有志で公開されている無償アプリのためサポートを徹底的に求めるのも無理があるかもしれません)。また、広告をブロックすることにより、正常に動作しないサイトがある場合、リストを手動で見直す必要があるなど、やや上級者向けの内容となっています。

そこで、今回は上記の内容を改善した、広告ブロックの大手である「Adguard」が提供する「Adguard for Android」を使用して広告をブロックする方法をご紹介します。ただし、上記のアプリは、Google Playからは配布されておらず、「提供元不明のアプリ」をインストールする必要があるため、抵抗がある方は「FilterProxy」を引き続き使用することをお勧めします。また、若干ではありますが、全ての機能(ブラウザ以外の広告のブロック)を使用するためには、有償のライセンスを購入する必要があります。日本円に換算した場合、¥1,100程度ですが、少しお得に購入できる方法もご紹介します。

すべての通信から広告を排除する最強の広告ブロック「Adguard」

「Adguard」は前述の通り、Google Playでは配布されていません。Google Playで配布されている「Adguard」は広告ブロック専用ブラウザです。そのため、「Adguard」専用のブラウザを使用しない限り広告は排除できませんし、またその他のアプリにおける広告を除外することはできません。

提供元不明のアプリをインストールする

以降の手順は、お使いの機種によって方法が異なります。各機種の取扱説明書をご参照ください。まず、提供元不明のアプリ(いわゆる野良アプリ)のインストールを許可する設定を行います。インストール後に元に戻すことを忘れないようにしましょう。HUAWEI nova liteの場合、「設定」→「詳細設定」を開きます。

「セキュリティ」をタップします。

「提供元不明のアプリ」のチェックボックスをオンにします。

「Adguard」のインストール

では、引き続き「Adguard」をインストールします。Androidデバイスでhttps://m.adguard.com/にアクセスします。

「Download for Android」をタップします。

画面を下にスクロールし、「Download and install」をタップします。

ダウンロードが完了したら、ダウンロードしたapkファイルを開き、「Adguard」をインストールしてください。

「Adguard」の初期設定及びライセンス購入

では、引き続き「Adguard」で実施しておいた方が良い初期設定、及びライセンスの購入方法についてご紹介します。なお、期間限定で有償版の機能を含めて試用期間が設けられています。実際にお使いの機種で有効に機能するかどうか確かめた上でご購入の検討をお勧めします

「Adguard」を起動します。「SKIP THIS TUTORIAL」をタップします。

「Adguard」のメイン画面が開きます。電源ボタンをタップして、「Adguard」を有効にしてください。

VPN(Virtual Private Network)の設定を追加する必要がある旨の警告画面が表示されます。これは、iOSのAdblock同様に、広告等の不要な通信に対して擬似的にVPN接続を行い、余分なトラフィックを端末から排除するためのものであり、リモートのVPNサーバに永続的に接続して情報を収集するためのものではないということが説明されています。「OK」をタップしましょう。

「Adguard」が起動することにより、Chromeなどのブラウザやその他のアプリとの間に、「Adguard」が介在することになるため、バッテリー消費量や通信量が正常に表示されなくなる旨の警告が表示されます。「OK」をタップします。

上記の警告の内容が表示されたら「OK」をタップします。以上で、「Adgurad」は起動します。

有償ライセンスの購入

すべての機能を永続的に使用するためには有償ライセンスの購入が必要です。

「Adgurad」のメニューから「Adguard Premium」を選択します。「PURCHASE FROM ADGUARD.COM」をタップします。

デフォルトでは、USD(米ドル)表記で表示されています。Androidデバイス1台の年間ライセンスが「$9.95」すなわち「¥1,000」(※1ドル100円換算)ですが、もっとお得に購入することができます。また、年間ライセンスではなく永続ライセンスとして購入する方法をご紹介します。それでも上記の金額より安く購入することができます。上記の$マークをタップします。

通貨を「RUB」(ロシアルーブル)に変更します。

Androidデバイス1台の年間ライセンスが「149RUB」すなわち「¥290」(※1ルーブル2円換算)になりました。これでもかなりお得に購入することができますが、さらに割引のためのクーポンを使用することができます。「Apply Promo Code」をタップします。

「ADGURAD4VIP」と入力して、「OK」をタップしてください。

これで「30%割引」が適用されます。

さらに、「License period」から「lifetime」(永続ライセンス)を選択します。結果的に「244RUB」すなわち「¥488」(※1ルーブル2円換算)となりました。最初の「¥1,000」と比較するとかなりお得に購入することができるようになりました。

支払い方法は複数選べるため、メールアドレスを入力したら任意の決済方法を選択して支払いを完了してください。Paypalがお勧めです。

ライセンスの購入が完了すると、入力したメールアドレス宛にライセンスキーが送付されてくるとともに、画面にライセンスキーが表示されるためコピーしておきます。

「Adgurad」に戻り「ACTIVATE WITH LICENSE KEY」をタップします。

先ほどコピーしたライセンスキーを入力して、「ACTIVATE DEVICE」をタップしたら、有償ライセンスの適用は完了です。

「Adgurad」を導入したら設定しておきたい初期設定

デフォルトでは、「Adgurad」がブラックリスト、ホワイトリストと判断するフィルタに沿って、すべての通信からブラックリストに該当する通信がVPNにより遮断されますが、日本のWebサイト等では正常に表示されないことがあります。また、HTTPSによる通信に関しては初期状態では広告は除外されません。そこで、以下の設定を行っておきましょう。

「Settings」を開き、「Ad Blocker」をタップします。

すべてのチェックボックスをオフにします。これで、「Adgurad」が設定するブラックリストをすべて解除することになります。この状態ではすべての広告が表示されてしまいますが、あとで最適なフィルタを導入するため問題ありません。

「Settings」に戻り「HTTPS Filtering」をタップします。「Install certificate」をタップします。これは、「Adgurad」が本来暗号化されていて介入することのできないHTTPS通信に割り込み、HTTPS通信からフィルタに沿って余分な通信を排除するために必要な設定です。特殊なルート証明書と呼ばれる証明書をインストールし、HTTPS通信時に「Adgurad」を経由して通信できるようになります。

HTTPS通信は常に暗号化されており、「Adguard」が介入することにより、暗号化されなくなるわけではありません。暗号化されていて傍受できない通信に対して「Adguard」がその内容を読み取るために必要ということです。すなわち、「Adguard」の作者が意図的に通信の内容を読み取ることができる、と解釈することができますが、このようなことは実施していないと宣言しているため、作者を信じるしかありません。HTTPS Filtering」を有効化するかどうかは上記のことを勘案した上で有効化してください。

証明書をインストールするためには、ロック画面を解除するためのパスワード等を求められるため入力します。

「OK」をタップします。

インストールした証明書は、後から削除することもできます。HTTPS Filteringを有効にしてみたけど、やはり不安だ、という方は証明書を削除してください。HUAWEI nova liteの場合は、「設定」→「セキュリティ」→「信頼できる認証情報」から削除できます。

「Filter HTTPS conncetions」のチェックボックスがオンになっていれば設定は完了です。

最後に、広告や不要な通信を除外するためのフィルタを導入します。今回は、iOSの標準ブラウザであるコンテンツブロッカー「280blocker コンテンツブロッカー280」の日本人の開発者が有志で公開しているフィルタを使用します。「Settings」から「User Filter」をタップします。

「IMPORT」をタップします。

https://70i.net/files/70i_net_adblock.txt

URLの入力画面が表示されたら、上記のURLをコピーして貼り付けてください。

インポートが完了するとこのような画面になります。フィルターが更新された場合には、右上の「+」アイコンの隣のアイコンをタップすると入力したURLが表示されるため、再度インポートして更新してください。以上で、「Adgurad」の設定は完了です。広告のない世界をお楽しみください!

最後に、「提供元不明のアプリ」のインストール許可を無効化しておくのを忘れないようにしましょう。

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