Android標準のChromeやその他のアプリからありとあらゆる広告を消し去る魔法のアプリ「FilterProxy」

  1. 公開日:2017/05/06
  2. 更新日:
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iOSには、iPhoneのすべてのアプリからありとあらゆる広告を消し去る魔法のアプリ「AdBlock」の仕組み – OTTAN.XYZでご紹介したように、アプリをダウンロードしてオンにしておくだけで、ありとあらゆるアプリから広告を消し去ってくれるアプリが存在します。詳細については上記の記事でご紹介しているため、ぜひご覧ください。

Androidには、上記のアプリは存在しません。Google Playで検索すると、広告を除去してくれる「専用ブラウザ」はたくさんヒットしますが、その他のアプリの広告や、Android標準のChromeから広告を除去してくれるアプリはなかなか存在しません。root化、または提供元不明のアプリをインストールすることにより、同様のことは実現できますが、オススメはできません。

そこで、今回ご紹介したいのが、上記のiOSのAdBlockと似たような仕組みを採用した「FilterProxy」というアプリです。AdBlockのようにワンタップで広告を除去、というわけにはいきませんが、初期設定さえ行ってしまえば、LTE、Wi-Fiのどちらの通信環境においても余計な広告を除去することができます。広告による通信量を節約したいという方、広告の誤クリックを避けたいというかた、導入してみてはいかがでしょうか。

Chromeやその他のアプリから広告を除去する「FilterProxy」

今回、検証に使用した端末は「HUAWEI Nova lite」です。機種によって設定の方法が異なる場合があります。また、機種によって設定できない場合があります。適宜読み替えてご覧いただけるようお願いします。

「FilterProxy」のダウンロード

Google Playから「FilterProxy」をダウンロードします。PCやMacのGoogle Playからアプリをダウンロード(ダウンロードの配信)すると、Androidが手元になくても自動的にアプリをダウンロードしてくれるのはいいですね。

FilterProxy
FilterProxy
Developer: Neutral Tao
Price: Free

ダウンロードしたらアプリのアイコンをタップして起動します。

初期設定では上記のような画面になると思います。「状態」が「ACTIVE」になっていること、および「PORT」が「8000」になっていることを確認してください。「PORT」は任意のポート番号に変更できますが、通常であればデフォルトのままでも構わないと思われます。

「FilterProxy」の仕組みについて

iOSのAdBlockは、指定したドメインに対してLTEなりWi-Fiなりで接続を試みた場合、iOSデバイスローカルに設定したオンデマンドVPNにより、存在しない擬似VPNに対して通信を行おうとし、結果的に通信できないことから、そのドメインに対する通信を正常に行うことができず、広告を除去するというものでした。

Androidの「FilterProxy」は、指定したドメインに対してLTEなりWi-Fiなりで接続を試みた場合、プロキシとして動作する「FilterProxy」を通して接続を行おうとし、その通信を「FilterProxy」が文字通りフィルターしてしまうため、正常に通信を行うことができず、結果的に広告が除去されるというものです。

AdBlockは、擬似VPNのプロファイルをインストールすることで設定は完了でしたが、「FilterProxy」はローカルホストで動作するプロキシサーバであるため、プロキシを設定しておく必要があります。そのため、プロキシが設定できない機種では使用できませんのでご注意ください

LTE(4G)の場合にプロキシを使用するよう設定する

LTE(4G)、Wi-Fiの場合、各々のネットワークは独立しているため、双方のネットワーク設定に対してプロキシを設定する必要があります。まずは、LTEの場合のプロキシの設定方法です。詳細は各機種のプロキシ設定方法をご参照ください。

「設定」→「その他」を開きます。

「モバイルネットワーク」を開きます。

「アクセスポイント名」をタップします。

私の場合、「HUAWEI Nova lite」のSIMフリー機種を愛用しています。また、MVNOとしてIIJmioを使用しているため、アクセスポイントはIIJmioとなっていますが、必要に応じてその他のアクセスポイントを参照してください。アクセスポイント横の「i」アイコンをタップします。

アクセスポイントの編集画面で「プロキシ」「ポート」をタップして、「FilterProxy」の設定に合わせて変更します。「プロキシ」は「localhost」、「ポート」はデフォルトでは「8000」です。

上記のように設定できていれば問題ありません。これで、すべてのLTE通信はローカルホストの「FilterProxy」(プロキシ)を経由して通信されるようになります。

Wi-Fiの場合にプロキシを使用するよう設定する

では、続いてWi-Fiの場合にも同様にプロキシを使用するように設定しましょう。

「設定」→「Wi-Fi」を開きます。接続しているWi-FiのSSIDをホールド(長押し)します。このあたりの操作方法は機種によって異なりますのでご注意ください。(Androidでなかなかご紹介しづらい理由は、機種によって操作方法が個性豊かであることでしょうか…)

「ネットワークを変更」をタップします。

デフォルトでは何も表示されていないため、「詳細オプションを表示する」をチェックします。

「プロキシ」という項目があらわれるため、タップします。「手動」「自動」を選択できますが、ここでは「手動」を選択します。

「手動」を選択するとホスト名、ポートの入力を求められます。LTEの場合と同様に「プロキシのホスト名」は「localhost」、プロキシポートは「8000」とします。設定が完了したら「保存」をタップします。

広告が消えているかどうかChromeで確認してみよう

では、実際に広告が消えているかどうかAndroid標準のブラウザであるChromeで確認してみましょう。

上図は、「FilterProxy」を有効にする前の状態です。

続いて、「FilterProxy」を有効にした後の状態です。「FilterProxy」により広告ネットワークの表示に必要な通信が遮断されるため、広告が表示されなくなりました。また、通信を遮断するだけであるため、iOSのSafariのコンテンツブロッカーのように広告枠も含めて削除されるわけではないことにご注意ください。

2chブラウザである「2chMate」でも試してみた

すべてのアプリを検証したわけではありませんが、2chの老舗専用ブラウザである「2chMate」を使用して広告が消えているかどうか試してみました。

通常であれば、画面上部に広告が表示されますが、真っ白になっていることがわかります。広告枠が消えるかどうかはアプリの作り次第だと思います。広告枠がフロート(浮いてるような状態)の場合は、広告枠自体が消えてしまうと思われますが、固定で表示されている場合は、どうしても上記の広告枠だけは残ってしまいます。

FilterProxyの注意点

「FilterProxy」は、プロキシをオンにしている限り、すべての通信を「FilterProxy」を経由して通信します。フィルタリストに存在しているドメインの場合は通信を実施しない(タイムアウトさせる)ような振る舞いを行なっているようです。そのため、プロキシを介さずに通信を行う場合と比較して、若干通信速度が低下する可能性があります。そのような場合には、FilterProxyのログ(通信速度が遅い順にログを表示させることが可能)、プロキシを使用しないドメインを指定したり、「FilterProxy」自体をオフにする(Activeをタップする)ことで色々お試しください。

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