EvernoteのノートをBoostnoteのノート形式に手軽に変換できる「ever2boost」

  1. 公開日:2017/02/24
  2. 更新日:
  3. Mac
  4. 0
5
SHARES
B!

以前、WordPressのテーマ、プラグイン開発者にオススメできる軽量なテキストエディタ「Boostnote」 – OTTAN.XYZで、プログラマ、デザイナーにオススメのテキストエディタ「Boostnote」についてご紹介しました。今回、ご紹介するのは、プランの内容が度々変更され、その変更についていけないEvernoteユーザの皆様にお送りする、Evernote形式のノートを「Boostnote」にインポートするためのツールについてです。Rubyが使える環境であれば簡単に使用することができます。

EvernoteからBoostnoteに変換するための「ever2boost」

Evernoteは、使いこなせば使いこなすほど味の出る、究極のノートであることに、現在もなお変わりはないと思いますが、度重なるEvernoteの仕様変更(無料プランで使用できるデバイスが制限されたり、利用料金が変更になったり)についていけなくなった方々も多いはずです。もし、Evernoteをただのノートとして管理している、別にデバイス間で同期して便利に使用しているわけではない、という方にオススメなのが、今回ご紹介する「ever2boost」です。

Evernote Web Clipperで保存したノートを「ever2boost」に移行する

今回ご紹介する「ever2boost」は、文字通りEvernoteのノートを「Boostnote」に移行するための、オープンソースのコミュニティにの協力のもと開発された強力な移行ツールです。今回は、SafariやGoogle Chromeの拡張機能としても有名な「Evernote Web Clipper」を使用して保存したノートを実際に「Boostnote」に移行してみました。サンプルに使用したWebページは弊サイトのMacの内蔵ストレージを効率的に節約する方法(macOS Sierra編) – OTTAN.XYZです。

前述のWebページをGoogle Chromeの拡張機能である「Evernote Web Clipper」を使用して、Evernoteに保存した場合、上記のように保存されます。Webページの内容が見やすく綺麗にまとまっています。熟練された拡張機能であるだけにその完成度は高いですね。では、このノートを「Boostnote」に移行してみましょう。

ノートを選択して、「ファイル」→「ノートをエクスポート」を選択します。

ノートは「Evernote XMLフォーマット(.enex)」形式で保存します。名前は任意で構いませんが、CLIツールである「ever2boost」で使いやすいように半角英数字にしておくことをオススメします。

「ever2boost」のインストール

macOS Sierraをご利用の場合、Rubyが標準で使用できます。「ever2boost」はRubyで動作するプログラムとして、Rubyのライブラリである「RubyGems」として公開されているため、簡単にインストールを行うことができます。ターミナルを開いて、以下のコマンドを実行しましょう。sudoコマンドを使用するため、管理者グループに属するユーザで実行してください。

sudo gem install ever2boost

たった、この1行だけでインストール完了です。インストールが完了したら、コマンドのパスを認識させるために、ホームディレクトリ上の.bashrc(zshを使用している場合は、.zshrc)を読み込み直すか、ターミナルを再起動してください。

「ever2boost」を使用して「Evernote」を「Boostnote」に変換する

続いて、ターミナルで、先程保存した「.enex」形式のファイルを変換します。例えば、「ドキュメント」フォルダ配下に「mynote.enex」というファイル名で保存した場合は、以下のコマンドを実行します。

ever2boost convert ~/Documents/mynote.enex

コマンドの実行結果が以下のように表示されることを確認します。

converting...
converting Macの内蔵ストレージを効率的に節約する方法(macOS Sierra編)
The notes are created at /Users/ottan/evernote_storage_enex

「Boostnote」のノートはフォルダ単位で管理されます。変換に成功すると、「Boostnote」形式のフォルダがカレントディレクトリ配下に自動的に作成されます。

変換したノートを「Boostnote」に読み込む

では、「ever2boost」によって変換されたノートを、実際に「ever2boost」に読み込んでみましょう。

Boostnoteを起動したら、左上のの「Menu」をクリックします。

続いて、「Storages」メニューから「Add Storage」をクリックします。

インポートするノートの名前を「Name」に入力します。ノートの名称は後から変更することができます。

「Location」から、変換したEvernoteのノートが保存されているフォルダを選択します。パスについては、「ever2boost」の実行結果に記されています。

最後に、「Create」ボタンをクリックします。

そして、変換された結果がこの通りになります。ノートは、「Markdown」形式で保存されていることがわかります。そのため、「Markdown」形式に慣れている方にとっては、簡単にノートを編集することができますね。ただし、記事執筆時点では、画像ファイルは正常に変換されないようです。「Markdown」形式のノートに画像の参照先は記されていますが、その参照先に画像ファイルが存在しない状態でした。そのため、画像を多用するノートの移行には向いていません。

まとめ

このように画像ファイルが正常に変換されないなど、現段階ではまだまだ課題があるものの、「Boostnote」の将来性を見据えると、今から移行する用意をしておくのも一つの手かもしれませんね。

この記事が気に入ったらいいねしよう!
こちらの記事も読まれています
ご意見ボード
匿名で管理人に送信されます。※送信専用です。返信はできません。
ご指摘・ご意見
Top