OS X El Capitanの環境を壊さずに、macOS SierraのPublic Betaをインストールする

  1. 公開日:2016/07/08
  2. 更新日:
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先日のWWDC 2016で大々的に発表された、次期Mac OSこと「macOS Sierra」。Mac OS 10から始まった、「OS X」の名称と袂を別ち、「macOS」というネーミングに改名されたのも記憶に新しい事でしょう。

そんな新進気鋭の「macOS Sierra」ですが、WWDC 2016から本日までは、開発者向けのデベロッパープログラムに登録している人のみアップデート可能なクローズドベータの状態が続いていましたが、本日、遂にパブリックベータ版が公開されました。

新し物好きの私にとっては、すぐにでも飛び付きたいのですが、安定しているEl Capitanを犠牲にしてまで、公開されたとはいえ、まだまだβ版のSierraを上書きインストールしてしまうのは躊躇うところ。そこで、今回は現行環境をそのまま活かしながら、β版のSierraまで存分に楽しんでしまう方法をご紹介します。

MacBook Pro (Retina, 15-inch, Late 2013)でお試ししました。

macOS Sierraをインストールする

パブリックベータプログラムに登録した上で、Mac App Storeからインストーラを入手し、El Capitan(または、それ以前のOS)とは別のパーティションにインストールします。

macOS Sierraのダウンロード

「macOS Sierra」を入手するためには、パブリックベータプログラムに登録する必要があります。

https://beta.apple.com/sp/ja/betaprogram/

上記のリンクから、まずはパブリックベータプログラムに登録しておきましょう。

サインインしたら、メニューの「デバイスを登録」をクリックします。

「macOS Sierra パブリックベータをインストールします」から、「コードを使う」ボタンをクリックします。Mac App Storeが起動し、自動的にインストーラのダウンロードが始まります。

ディスクユーティリティでパーティションを分割する

「アプリケーション」→「ユーティリティ」→「ディスクユーティリティ.app」を開きます。ディスク(ボリュームではありません)を選択した状態で、「パーティション」をクリックします。

macOS Sierraをインストールした素の状態の場合、ディスクの占有は11GB程度だったため、20GBあれば事足りるでしょうが、怖がりの私は50GBを確保しました。「パーティション」には分かりやすい名称(ここでは「Sierra」)を、「フォーマット」は「OS X 拡張(ジャーナリング)」を選択してください。最後に、「適用」をクリックします。

「Sierra」ボリュームが出来上がっている事を確認します。

macOS Sierraのインストール

Mac App Storeからインストーラのダウンロードが完了すると、自動的にインストーラが起動します。インストールしたくない場合は、ここで+Qを押します。「続ける」をクリックします。

バックアップを取得しなさい、とアドバイスされます。ここでは別パーティションにインストールするため、スキップします。「続ける」をクリックします。

「同意する」をクリックします。

「すべてのディスクを表示」をクリックします。ここで安易に「インストール」をクリックしないでください。

先ほど作成した「Sierra」ボリュームを選択します。「インストール」をクリックします。

管理者権限での認証を求められるため、管理者ユーザのユーザ名とパスワードを入力して、「ヘルパーを追加」をクリックします。

インストールの準備が進みます。15分程度かかります。

「再起動」をクリックすると、インストールが開始されます。

インストール時の注意点

再起動後は、基本的にインストールウィザードの内容に従って進んでいけば良いのですが、記事執筆時点(2016/7/8)では、インストーラに以下の不具合が見受けられました。

  • キーボード配列の選択に、デフォルトで「US」しか表示されない(私の使用しているMacBook ProはJIS配列)
  • キーボード配列で「日本語」を選択した場合、インストールウィザード内で文字入力ができない

たまには、日本のことも思い出してあげてください…。というわけで、インストールウィザードでは、JIS配列の日本語キーボードを使用している場合も、USを選択した状態で進めてください。また、macOS SierraからiCloudで同期する項目が増えているため、現行環境に影響を与えないようにするのであれば、Apple IDによるサインインも控えた方が良いかもしれません。

インストール完了後に、日本語キーボードを追加する

キーボード配列に「US」を選択した場合、インストール完了時点では、入力ソースが「U.S.」しか有効にならないようです。解消するためには、「システム環境設定」から「キーボード」を選択します。

「+」をクリックします。

「日本語」を選択して、「追加」をクリックします。

起動ディスクを元に戻す

macOS Sierraのインストールが完了すると、起動ディスクが自動的にSierraに変更されます(つまり、電源オン時に自動的にSierraが起動します)。元に戻したい場合は、「システム環境設定」から「起動ディスク」を選択し、元のOSがインストールされているボリューム(Macintosh HD)を選択しておきます。

では、快適なSierraライフを!

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