Ubuntu 16.04でキーボードレイアウトをMacBook Pro向けに変更する

VMware FusionやParallels Desktopの仮想環境でUbuntuを使用することが多いのですが、インストール時に各々のソフトウェア等の簡易インストール機能等を使用すると、インストール後にMacBook Pro(Late 2013)のキーボードレイアウトが正しく認識されず、こちらの記事でご紹介した、「英数」「かな」キーによる文字の変換が正しく機能しない場合があります。今回は、このような場合にUbuntuでキーボードレイアウトをカスタマイズする方法をご紹介します。

Ubuntu 16.04でキーボードレイアウトをカスタマイズする

Ubuntuを起動したら、メニューから「端末」(Terminal)を起動します。端末を起動したら、以下のコマンドを実行します。(管理者権限を有するユーザーで実行してください)

sudo dpkg-reconfigure keyboard-configuration

現在のユーザーのパスワードが求められるため入力します。

ウィザードが表示されますので内容に沿って進めていきます。キーボードのモデルは「MacBook/MacBook Pro (Intl)」を選択します。誤って選択してしまった場合は、ESCキーで戻ることが可能です。

「日本語」を選択します。

「日本語」を選択します。「日本語 (Macintosh)」という項目がありますが、ここでは「日本語」を選択します。「Macintosh」を選択すると正常に認識できませんでした。

「キーボード配置のデフォルト」を選択します。

「コンポーズキーなし」を選択します。

「いいえ」を選択します。以上でセットアップは完了です。

「英数」「かな」にIMEのオフ/オンを割り当てる

冒頭でご紹介したように、Ubuntu 16.04 LTSで、Macの「英数」「かな」キーにIMEオフ、オンを割り当てるの記事をご参照ください。

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