Appleシリコン搭載MacでJupyter Lab/Notebookを動かす

Appleシリコン(M1)搭載Macで、Jupyter Lab/Notebookを動かします。

Miniforgeのインストール

conda-forge/miniforge: A conda-forge distribution.は、conda-forgeに特化したミニマルなAnaconda環境で、Apple M1をはじめとしたARM64環境などさまざまなアーキテクチャをサポートしているのが特徴です。macOS(またはLinux)用パッケージマネージャー — Homebrewを用いると、簡単にインストールできます。

brew install --cask miniforge

Miniforgeの初期設定

.zshrc(Zshの場合)に、condaコマンドのパスの追記など、必要な設定を追記します。conda initコマンドを実行すると、自動的に現在のシェルの起動スクリプトが書き換えられます。

conda init      # シェル環境の起動スクリプトの書き換え
exec $SHELL -l  # シェル環境の再起動

Jupyter Lab/Notebook用の仮想環境を作成

ここからAnacondaの仮想環境を作成します。仮想環境の作成は、conda createコマンドを使用します。--nameオプションで仮想環境に任意の名前を付与します。また、pythonのバージョンを指定することもできます。今回は、Python 3.8の仮想環境を作成します。

conda create --name python38 python=3.8

作成した環境に切り替えるには、conda activateコマンドを使用します。元の環境(baseと呼ばれます)に戻るには、conda deactivateコマンドを使用します。

conda activate python38

仮想環境がアクティベートされたら(プロンプトにも環境名が表示されています)、conda-forgeからjupyterjupyterlabをインストールします。

conda install jupyter jupyterlab

あとは、Jupyter Lab/Notebookを起動するだけです!簡単ですね。

jupyter lab
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